印象をよくするスーツの袖の長さとは
袖丈の長さによってスーツ全体の印象が大きく変わってきます。
そこで、今回は、適切な袖丈の長さについて解説いたします。
親指の先端から11~12cmが目安
スーツの袖丈の適切な長さは、腕を真っすぐに下ろした際、手首の骨の部分が袖に隠れる程度です。親指の先端から袖口まで、11~12cmの長さがある状態を目安にすると良いでしょう。
スーツに合わせるワイシャツとの関係も重要です。スーツの袖口からワイシャツの袖が見えなかったり、ワイシャツが外に出過ぎていたりすると、見た目を悪くしてしまいます。
ワイシャツの袖は、スーツの袖口から少し出ている状態が理想です。腕を自然に下ろしたとき、ワイシャツが1~2cm程度出るように着こなしましょう。
袖丈の長さが合わない場合の印象
袖の丈が短めの場合、よりカジュアルな印象を与えやすくなります。腕時計やワイシャツの露出度も上がるため、爽やかなイメージを出せるでしょう。
長めの場合は、袖口を絞ることで手を長く見せられるため、スリムな印象を与えやすくなります。ルーズで抜け感のあるイメージを出せるのもポイントです。
ただし、ビジネスシーンにおいては、どちらも不格好な印象を与えてしまいます。袖口の長さで個性を出そうとせず、適切な長さで常識的に着こなすのが無難です。