新年あけましておめでとうございます。
レディースフィッターの仲村です。
福岡では雪が降りとても寒い日が続いております。
新年早々風邪をひいたかたもちらほら周りにいます・・
皆様いかがおすごしでしょうか。
新年は「はじめまして」が増える季節。名刺交換、商談、挨拶回り、社内外の新しい動き。
その瞬間に相手が見ているのは、流行でもブランド名でもなく“整っているかどうか”です。
スーツはセンスの勝負に見えて、実は違います。
信頼をつくる装いは、ちゃんと設計できます。
今日は2026年のスタートに合わせて、ビジネスで“信頼される装い”を作るための考え方を、できるだけ具体的にまとめます。
信頼される装い=「主張」ではなく「整い」
ビジネスの場で強いのは、派手さよりも安定感。
「清潔感が大事」とよく言われますが、信頼に直結するのはもう一段上の “整い” です。
整っている人の共通点はシンプルで、
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サイズが合っている
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素材感が上品(テカり・シワが目立たない)
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色が目的に合っていて、一貫している
この3つが揃うと、言葉にしなくても「仕事が丁寧そう」「約束を守りそう」という印象が自然に積み上がります。
スーツはセンスじゃなく“設計”で決まる
設計の第一歩は、いきなり生地を選ばないこと。
先に決めるのはこれです。
① 誰に会うか(相手の立場)
② どう見られたいか(印象のゴール)
③ どんな場面が多いか(使用シーン)
たとえば同じ「ネイビー」でも、
“軽やかで親しみやすいネイビー” と “重厚で説得力のあるネイビー” は、素材と仕立てでまったく別物になります。
つまり、「似合う」よりも先に、目的に合うを作る。
これが信頼される装いの設計です。
優先順位はこれ:サイズ > 素材 > 色
「色から決める」人が多いのですが、実は逆。
信頼の強さを左右する優先順位は、
1位:サイズ
一番バレやすく、一番印象を変える部分です。
サイズが合っているだけで、スーツは“高く見え”ます。
2位:素材
同じ色でも、素材の表情(艶・立体感・シワの出方)で品格が変わります。
特にテカりやすい生地、薄すぎてシワが出やすい生地は、ビジネスでは損をしやすい。
3位:色
色は印象の方向性を決めるもの。
土台(サイズと素材)が整っていないと、色だけで信頼は作れません。
まずはサイズ設計:ここが合えば“信頼顔”になる
サイズが合っているかは、難しい採点ではなく「違和感がないか」。
ポイントは次の5つです。
① 肩:いちばん重要
肩が落ちる/突っ張る/シワが出る
このどれかがあると、どんな高級生地でも“借り物感”が出ます。
肩が決まると、人は自然と姿勢が良く見えます。
② 首〜襟:後ろ姿で差が出る
襟が浮く、首の後ろに隙間ができる。
ここは自分では気づきにくいですが、相手は意外と見ています。
「雑に着ている」印象が出やすい箇所です。
③ 胸〜ウエスト:絞りすぎない、でも野暮ったくしない
ウエストを絞ればカッコいい、ではありません。
信頼に必要なのは“体に沿う自然さ”。
パツパツもダボダボも、落ち着きが削れます。
④ 袖:シャツが見えない/見えすぎない
袖が長すぎるとだらしなく、短すぎると落ち着かない。
「ちょうど良い」は、数ミリの世界で印象が変わります。
⑤ パンツ:腰回りと裾で「仕事感」が出る
ウエストが合っていない、太ももが突っ張る、裾が溜まりすぎる。
パンツは“生活感”が出やすいので、整えると一気に清潔に見えます。
次は素材設計:同じ色でも“格”が変わる
素材で見られているのは、主に次の3点です。
① 光り方(テカり)
ビジネスでは、過度な艶は「軽さ」につながりやすい。
上品に見えるのは、ギラッと光る艶ではなく、奥行きのある艶です。
② シワの出方
座った後、移動の後、会議の後。
スーツは必ず動きます。シワが出やすい生地は、どれだけ丁寧に着ても疲れて見える。
“忙しそう”と“だらしない”は紙一重です。
③ 季節感
見た目の季節感がズレると、違和感が出ます。
暑そう・寒そうに見える服は、相手の無意識に引っかかる。
2026年は特に、商談や会食の場も多様化しています。場の空気に馴染む素材選びが強いです。
色の設計:ネイビーとグレーの“使い分け”
ビジネスで信頼の土台になるのは、やはりネイビーとグレー。
まずこの2色を“目的別”に使い分けると、装いが急に賢く見えます。
ネイビー:誠実・爽やか・万能
初対面、提案、営業、外回り。
相手との距離を縮めやすい色です。
2026年の「新しい関係を作る年」には、まずネイビーが強い。
グレー:知性・落ち着き・説得力
管理職、役職者、プレゼン、意思決定の場。
ネイビーより“言葉の重さ”が出ます。
落ち着きが必要な立場ほど、グレーが味方になります。
柄の順番は「無地 → 控えめ → 遊び」
いきなり主張する柄に行くより、
まずは無地や控えめな織柄で土台を作る。
その上で“らしさ”を少しずつ足すと、品よく育ちます。
2026年、あなたに必要な一着の選び方(状況別)
ここからは“設計図”を具体化します。
今年の動きに合わせて、一着目の正解は変わります。
会う人が増える人(紹介・新規・商談が増える)
→ ネイビーの無地〜控えめ織柄
「誰に会っても失礼がない」万能さが武器。
迷いが減って、毎朝の判断コストも下がります。
昇進・管理職・責任が増える人
→ グレー寄り + 素材に深み
説得力と落ち着きを作るなら、色より素材の格が効きます。
“強い主張”ではなく“静かな威厳”を目指すのが大人の戦い方。
転職・面接・大事な評価の年
→ サイズ最優先、装飾は削る
面接で必要なのは「安心して任せられそう」。
派手さや尖りは要りません。
整っていることが最大の武器です。
独立・経営者・自分が看板になる人
→ 信頼の土台 + らしさを1点だけ
ベースはネイビーorグレーで信頼を作り、
裏地、釦、ラペル幅、素材のニュアンスなど“1点”で自分らしさを出す。
盛りすぎないほうが、むしろ印象に残ります。
3分でできる「信頼チェックリスト」
今日、鏡の前でこの順番で見てみてください。
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肩が落ちていないか/突っ張っていないか
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襟が浮いていないか(特に後ろ首)
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袖の長さが極端じゃないか
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パンツの腰回りがもたついていないか
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座った後のシワが“疲れて見えないか”
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色が目的に合っているか(初対面ならネイビー/説得力ならグレー)
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靴とベルトが綺麗か(ここで一気に信頼が落ちることも)
一つでも「気になる」があれば、そこが伸びしろ。
スーツは、整えるほど味方になります。
まとめ:2026年は“整い”を味方にする年に
信頼される装いは、センスの勝負ではなく設計で作れます。
サイズを整え、素材で品を足し、色で印象の方向性を決める。
この順番を守るだけで、装いは驚くほど安定します。
もし今年「会う人が変わる」「立場が変わる」予定がある方は、
先に“装いの設計図”を作っておくと安心です。
用途と印象のゴールを伺いながら、色・素材・サイズの優先順位から一緒に整えます。
2026年のスタートを、信頼の積み上がる一着から。
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