喪服と礼服/オーダースーツ 福岡/VITA DESIGN 福岡 久留米

コラム

こんにちはレディースフィッターの仲村です

最近よくご質問されること
それは、喪服と礼服のちがいについて

喪服スーツと礼服スーツはどちらもフォーマルな場面で着用されますが
以下のような違いがあります

喪服スーツ

  • 用途: 葬儀や法事など、故人を偲ぶ場で着用します。
  • カラー: 基本的に黒色一色です。黒の深さやトーンも濃いものが好まれます。
  • デザイン: シンプルで装飾が少ないデザインが一般的です。ラペル(襟)の形やポケットなども目立たないデザインが主流です。
  • アクセサリー: ネクタイや靴も黒で統一し、シンプルで控えめなものが求められます。時計やカフスボタンなどのアクセサリーも控えめにするか、着用しないことが一般的です一見するとブラックスーツも喪服も黒いスーツに見えますが、ブラックスーツは喪服とは異なり完全な黒ではありません

    喪服には「漆黒」と呼ばれるような、深みのあるマットな黒の礼服地が使用されます。
    また、喪服にはブラックスーツに散見されるような光沢もありません生地の素材についても、ブラックスーツは耐久性や価格帯を抑えるためなどに、ウールとポリエステルの混紡生地が使われますが、喪服の場合はウール100%ものが一般的です

礼服スーツ

  • 用途: 結婚式や成人式、卒業式などのお祝い事や公式な場で着用します。
  • カラー: 黒のスーツが一般的ですが、喪服よりもやや明るめの黒(シャドウストライプやウールの黒)を使用することが多いです。また、場合によっては濃紺やグレーも許容されます。
  • デザイン: 喪服に比べてやや華やかなデザインが可能です。ラペルの形や生地の質感に多少のバリエーションがあり、礼服用に作られたスーツには装飾的な要素が含まれることがあります。
  • アクセサリー: 白いネクタイやポケットチーフ、シルバーやゴールドのカフスボタンなど、少し華やかなアクセサリーが許されます。

このように、喪服スーツは非常にシンプルで控えめなデザインが重視されるのに対し、礼服スーツは多少の装飾や華やかさが許される点で異なります

お葬式も黒系だったらOK!だという認識の方が多いようでした
ぜひ実際に店頭にて黒さ加減を見比べていただいです

 

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