貴族の紋章 タータンチェック Tartan check
正式にはタータン プレイドと呼ぶ。
スコットランドで16世紀頃から愛されている伝統的な民族柄で、原型はスペインで織られていた。
小さな格子柄だと言われるが、それがスコットランドに渡り、以後その地方の貴族達の紋章や飾章として発展した。
このような氏族固有の柄は、分家したものや戦いの功労者に、やや柄を変えたものを一門の長から与えられたため、徐々に数が増えていった。
このようなタータンを「クラン(clan=氏族、一門の意)タータン」と言う。
身分によっても使ってよい色の数は厳しく決められている。
例えば、王族は7色使えるのに対して、農民や兵士は1色のみの使用しか許されていなかった。