まず、スーツの裏地とはどういったものなのか
大きく分けて、4つあります。
- 生地の補強
- すべりを良くして着脱しやすくする
- 衣服のシルエットを綺麗に保つ効果
- 生地の透け防止や保温
裏地がる方が、直接生地に触れないので長く持ちます。
4つの裏地の種類
スーツは大きく分けて春夏用と秋冬用があり、それぞれ素材と仕立てが少々異なっています。特に国内ブランドの盛夏用スーツは、高温多湿な日本の気候でも着られるスーツとして、インポートブランドの夏用スーツよりも涼しく着られる工夫がされているんです。
総裏仕立て
総裏仕立ての特徴としては、
型崩れを防いだり、温度・湿度の調整が出来るようになっております。
そして、裏面に裏地を全部に設置をすることで、シルエットをきれいに保つことができます。
裏地の素材にはほぼポリエステルを使っていることが多く、その場合だと「冬は保温性が高い」のが特徴ではあるので、
主に冬用のスーツなどに使用されることが多いです。
ただ、弊社としては、総裏仕立てをおすすめをしております。
なぜなら、春、夏など、外国の気候と比べると日本はそこまで暑くないため、基本的にオールシーズン利用できます。
背抜き仕立て
背抜き仕立ては、主に春・夏・秋などのスーツになります。
背抜きの特徴としては、裏地が無いため、通気性が良く、裏地分の重さがなくなるので、ジャケットも軽く感じられます。
ただ、総裏と比較したときに、裏地がないため、生地に直接あたるため「擦れたり」・「型崩れ」の原因にもなります。
半裏仕立て
半裏仕立ては、主に真夏のスーツになり、
背抜き仕様から、さらに脇の下から裾までの細かい部分からも裏地を無くした仕様になります。
特徴としては、背抜き仕様よりさらに裏地の面積が少なくなり、通気性が上がり軽さがあります。
なので、裏地がない分ややカジュアルな印象になります。
ただ、半裏は裏地がないためシルエットが崩れやすく、シワにもなりやすいのがデメリットになります。
アンコン仕立て
アンコン仕立てとは、アンコンストラクション・ジャケットの略になります。
コンストラクションは、構造を意味しています。
スーツとは違い、裏地・芯地・肩パットなどを使用しないのが特徴になります。
一般的なジャケットは、肩に重さを感じますが、アンコンジャケットは、肩にかかる重さが分散するように作られており、
ストレスフリーで、リラックス感のある着こなしを演出してくれます。
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