式典スーツの正解、派手じゃなく“品”|入学・卒業の装いガイド/オーダースーツ 福岡/VITA DESIGN 博多 久留米

コラム

こんにちは、仲村です
あっという間に12月後半となりました・・・・
次にやってくる一大イベントとして入学式・卒業式があります!

入学式・卒業式って、当日はあっという間なのに、あとから写真を見返して
「あの時間、良かったな」ってなる行事だと思います。
だからこそ装いは、ただのスーツじゃなくて“記録に残る服”

派手さで目立つより、ちゃんと整っていること。
そして、写真に残ったときに「きれいだな」「感じがいいな」と思えること。
今日はそんな“式典の正解”を、本人用お子さまの式に参列する方用の両方でまとめます。


1. 式典スーツの正解は「派手さ」じゃなく「品」

式典では、トレンドよりも“きちんと感”が勝ちます。
その中でも一番印象を左右するのは、実は生地の高級感よりも清潔感サイズ感

おすすめの基本はこの3つです。

  • 色:ネイビー/チャコールグレー/ブラック

  • 柄:無地〜控えめ(シャドーストライプ程度)

  • 艶:テカりすぎない(マット寄り)


2. 主役のスーツは「サイズ感」で9割決まる

入学・卒業で一番もったいないのは、せっかくの節目なのにサイズが合っていないこと。
写真って正面だけじゃなく、斜めや横姿も多いので、こういう部分がはっきり出ます。

  • 肩が落ちている

  • ジャケットの丈が長すぎる(または短すぎる)

  • パンツがダボつく/逆にピタピタすぎる

  • シャツの首回りが合っていない

「少し大きめで」は安心に感じますが、式典だと清潔感が落ちて見えやすいので要注意。
節目の写真に残る一着は、やっぱり“きちんと見えるサイズ”が強いです。


3. 迷ったらこれで正解|式典の王道コーデ

迷ったらまずはこの組み合わせが間違いありません。

ネイビースーツ × 白シャツ × ネイビーorボルドー系のネクタイ
靴は黒、ベルトも黒で揃える。
これだけで「ちゃんとして見える」が完成します。

少しだけ節目感を足すなら、

  • ネクタイの色味を少し明るく

  • チーフは白で控えめに
    このくらいが品よくまとまります。


4. 親御さまの装いは「主役を引き立てる上質さ」

お子さまの入学式・卒業式で大切なのは、親が主役になりすぎないこと。
でも、ラフすぎると写真の中で浮いてしまう。

目指すのは、“控えめに上質で、きちんとしている”です。

お父さま(男性参列)

おすすめは

  • ネイビー or チャコールグレー(無地〜控えめ)

  • 白シャツ(薄いサックスでもOK)

  • ネクタイはネイビー/グレー/ボルドー系

ブラックスーツでも問題ありませんが、礼服寄りに見える場合は、素材感やネクタイで“式典寄り”に整えるのがおすすめです。

お母さま(女性参列)

式典の定番は

  • ネイビー、グレー、ベージュ系のセットアップ

  • ワンピース+ジャケット

  • 靴は黒 or ベージュ(ヒール低めでもOK)

写真で差が出るのは“華やかさ”よりも、ラインと素材の品
無理に盛るより、きれいに整っている方が後悔しません。


5. 納期の目安|いつ動くのがベスト?

式典は直前に駆け込みが増える時期ですが、オーダーは採寸だけで終わりません。
仕立て→調整→最終フィッティングが必要なので、目安としては

式の1.5〜2ヶ月前に相談が安心です。
(生地在庫や繁忙期によって前後します)

「間に合うかな…」の段階でも大丈夫。
間に合わせるための現実的な提案をしますので、まずはご相談ください。

節目の一着、参列の一着。
どちらも“未来の写真”のために、品よく整えるお手伝いができたら嬉しいです。