今年も春夏物の新作生地の仕入れをしました。
お客様の顔、こんなスーツを着ていただきたい等々いろんな思いを巡らせながら、生地の仕入れを行っています。
是非店頭にお越しいただきが確認ください。
また、今回は現物生地とバンチブックの何がどう違うのか?
メリットデメリットについて解説いたします。
まずバンチブックとは各生地会社が毎シーズン作成している生地の見本帳(ブック)です。
メリットとしてはお選びいただける色柄が豊富というところです。
一冊におおよそ200柄前後の生地がラインナップされています。
お求めの色柄がお決まりの方や、オーダーに慣れている方であればバンチブックでお選びいただいたほうが、ご希望の生地が見つかるかもしれません。
デメリットとしては、最も大きいのが納期です。
生地を発注して1着ずつ取り寄せるため納期がかかります。
また海外から取り寄せる場合は通常納期の+1~2週間は必要です。
もう一つのデメリットは出来上がりのイメージがしにくいことです。
どうしても小さい面積と大きい面積では色の見え方、印象が少し変わります。
次に現物生地のメリットです。
現物生地は実際に肩にかけたり、実際に生地を広げて見ていただくことで、仕上がりのイメージがつかみやすいことです。
実際に肩に生地をかけるといい意味でも悪い意味でも想像と違うというお客様も声は多いです。
デメリットとしては、バンチブックほどの色柄が揃えられないというところです。
Vita Designでは現物生地を多数取り揃えておりますし、バンチブックも豊富に取り揃えておりますので両方の良さを活かしたご提案が可能です。