知っておくべき色が与える効果② /オーダースーツ 福岡 ヴィータ デザイン

スタイリング

私たちの生活は色に囲まれています。

なぜその色が使われているか考えたことはありますか?

色は私たちが考える以上に人の心の働きに影響を与えています。

それぞれの色の効果やどのように人に影響を及ぼすかを知っていれば、
普段のコーディネートや、物の選び方も変わるかもしれません。

色による影響はどんなものがあるか?

【心理的影響】
暗記力、回想力、認識力を増す。また、色によって簡単に理解・学習・誘導ができる。

【生理的な影響】
神経に影響を与える。研究によって、明るい赤は交感神経系に刺激を与えるので血圧をあげるとも言われている。
下役に青や緑はリラックスさせる生理作用がある。

【感情的な影響】
私達の感情や気分は色に大きく影響されている。
例えば、黄色を見ると人は明るい気分になる。観葉植物など緑を見ると人は安心する。

【文化的な影響】
文化は人に基本的な価値観や感覚を与える。なので、文化によって色が人に与える印象も異なる。
例えば、西洋文化では黒は死を象徴するのに対して東洋文化では白が死を象徴する。

それぞれの色の効果と色彩心理

色は国際的に同じだが、文化によって心理的影響は多少異なる。また、生理や心理作用を共に把握することが
色をうまく使うコツとなる。

今回はアクセントカラーを紹介していく。

レッド
情熱、活力などエネルギーを感じさせる色で、元気が欲しい時に効果的。
意欲や積極性をアピールし、パワーカラーとして勇気や自信を与える色です。

オレンジ
健康、陽気、開放感など親しみやすいカジュアルな印象を与える色。

イエロー
明朗、快活、天真爛漫、無邪気な印象を与える色。幼児とのコミュニケーションに効果的。
光のイメージや春に咲く花々に多いことから、喜びや希望の意味も含んでいます。

グリーン
自然を連想させる緑は感情のバランスを整え、心身を癒してくれるリラックスの色。
イエローベースの緑は植物に、ブルーベースの緑は鉱物によく見られます。

ブルー
水や空の淡いトーンから海の深い青まで、世界中で最も好まれている色。
淡い青は清涼感、明るい青は爽やか、暗い青は理性、知性と落ち着いた印象を与えます。

パープル
繊細で多彩な表情を持つ紫は、神秘的でクリエイティブ、高貴な印象をもたらします。
使い方によっては、下品にもなる色なので、分量やバランスを考慮しましょう。

ピンク
ロマンティックで女性的な印象をもたらす色。幸福感や安心感のイメージを与えるやさしい色合いは、
病院や福祉施設、幼稚園などの職員ユニフォームの色や内装色に使用されています。